今回の記事は私にとって特別です。何が特別かというと、この記事が記念すべき100記事目だからです！
このブログは100記事投稿することを誓って始めました。
半世紀以上にわたり私を束縛していた「三日坊主」という呪文が、この記事を書くことでようやく破られました。
10年以上前に始まった、私のブログ遍歴
私のブログ歴は長く、初めてWordPressに触れたのはもう10年以上前になります。
ブログは何度も投稿した経験があるものの、そのほとんどは日記のような雑記ブログで、誰かに役立つ情報を届けようという意識は全くありませんでした。
しかし、Cocoonのような優れた無料テーマがリリースされ、それを使えばホームページ作成のプロが作っていたようなサイトが自分でも簡単に作れるようになりました。
その時、「ブロガーとしてきちんとテーマを決めて、役立つ記事を発信してみたい！」という思いが強くなりました。
終わらないブログの「放置」と「再開」
でも、いざテーマを決めて書き始めると、日記とは比べ物にならないほど大変でした。
記事を完成させるのが本当に大変で、気づけば10記事も投稿しないうちに気力切れ、あるいはネタ切れで放置してしまう、なんてことを数度繰り返していました。
振り返れば、そんな調子で5、6年以上はブログと「遊んで」いたように思います（もちろん、今のブログも遊びの延長ではあるのですが…）。
「このままでは一生、ブロガーになれない！」とさすがに自分に呆れてしまい、「今度こそは！」と、何が何でも100記事を投稿することを決意してこのブログで再スタートしました。
それが今から2年前のことです。そして今回、ついに2年越しで100記事に到達しました！
正直な話、2年で100記事というのは、普通のブロガー、特にアフィリエイターから見れば、まったく、本当にまったく自慢できることではありません。
でも、それでもこうして目標を達成できたことが、心から嬉しいです。
これでやっと、私も「ブロガー」の仲間入りができた気分です。
飽き性な私がブログを続けられた「6つの秘訣」
趣味のブログには「書かなくてはいけない」という強制力がありません。だから、少しでも面倒になったら止めてしまうのも無理はありません。
では、飽き性の私がどうやってブログを続けられたのか？いくつか「正解だったな」と思うことがあります。
趣味のブログとして継続するための正解です。
1. 雑記ブログにしたこと
これが一番大きかったかもしれません。もし一つのテーマに絞って書いていたら、きっと途中で息詰まっていたでしょう。もちろん、できるだけテーマを絞るようには意識しましたが、結果的に4つのカテゴリー内に収めることができました。
自分の思いつきで書くブログはテーマを絞るとすぐにネタ切れして、そのブログサイトを放置してしまいます。テーマに幅があると、書くのが本当に楽で、継続につながったと感じています。
2. 途中からアフィリエイトを導入したこと
これは、まさかの大発見でした。
アフィリエイトを導入したことで、ネタ作りにも、モチベーションの維持にも役立ちました。
たまに発生する収益や、日々のアクセス数を少しでも増やしたいという「欲望」が出てきたのが、私にとっては大きかったようです。
もちろん、「稼がなくてもよい」という心の余裕があったからこそ、ちょうど良い刺激になったのだと思います。
3. 「誰に読まれなくても構わない」と思い続けたこと
そもそもブログは「趣味」なので、正直なところ「誰に読まれなくても構わない」という気持ちで書いていました。
もちろん、「読んだ人には役立つ内容にする」という唯一のルールを守ることが前提でしたが、このおかげでブログを書くことがストレスにならずにいられたと思います。
4. 「人と比較しない」を実践したこと
他人のブログを見たり、SNSなどでブログに関する投稿を見て自分と比較しないことは、継続という意味において非常に重要だと感じました。
特にSNSでは、「できるだけ多くの人に読まれる記事こそが価値がある」というアクセス数至上主義的な論調が目立ちますよね。
これは、ある意味で当然の考え方ではありますが、その裏には「読まれない趣味のブログには価値がない」と暗に言われているかのようなプレッシャーを感じてしまうこともあります。
でも、そうした他人の言葉に耳を貸さず、どんなスタイルでも良いので自分が良いと思えるスタイルで書き続ける気持ちが、趣味のブログを継続するには必要です。
5. 「人に見てもらいたい」という適度なスパイス
「誰に読まれなくても構わない」と思いつつも、アフィリエイトを始めてから、「人に見てもらいたい」「アクセス数を伸ばしたい」という意識も持つようになりました。
同時に、記事へのアクセス数を確認するようになり、アクセス数を求める上で、必ず意識しなくてはならないSEOの重要性を学ぶことにもなりました。
アフィリエイトを始めたことによる承認欲求の目覚めですね。
この「人に見てもらいたい」という気持ちも、ブログ継続に必要なスパイスになったのだと今ではわかります。
SEOと趣味ブログのバランス：仕事と趣味の境界線
「人に見てもらう」ためには、SEOを意識して検索上位に記事を載せる必要があります。
そのためには、上位表示されそうなキーワードを見つけて、それに合わせた記事を書かなくてはなりません。
ここまで来ると、もはや「自由気ままな趣味ブログ」とは呼べなくなります。
確かに、テーマとタイトルが強制的に決められるのでネタ切れという心配はなくなりますが、これでは趣味ではなく仕事になってしまいます。
多くのアフィリエイターが一日何記事も量産できるのは、この方式に従っているからでしょうし、現在ではAIが記事を書いてくれるので、その量産スピードは凄まじいものがあります。
だからこそ、私が選んだ方針は、SEOを意識するのは「文章を書き上げたあとのタイトルを決めるときだけ」 にすることでした。
これだけでも、誰からも全く見られないブログから少し脱却できたような気がします。
6. 毎日、ブログに触れる
楽しく書いているとはいえ、やはり趣味。他に忙しい用件などが重なると、ブログは置き去りです。
そうやってブログを書かない日々が少しでも続くと、あっという間に何週間も、時には何ヶ月もブログを書かないことになります。実際にこのブログでも、3ヶ月全く書かないなんて当たり前にありました。
自由な趣味ですからね！
でも、100記事の目標がいつも頭の片隅にありました。
ブログ継続の最大の敵は「習慣の途切れ」
一度書かなくなると、それが習慣化してしまうことを強く実感しました。
これを防ぐ最も効果的な方法は、「とにかく一文字でもいいから、一日一回はブログに触れること」だと学びました。
ちょっとした思いつきでも書いて下書きにしておけば、後で役立つことも多々ありました。あと、リライトだけに逃げないことも重要です。
ブログを書くことの習慣化を妨げてはならない。これが、私のブログ継続にとって一番の気づきです。
ブログ継続のために特に役立ったこと、まとめ！
- 雑記ブログであること：テーマに幅がある方が、ネタに困らず気が楽で継続につながった。
- アフィリエイトを利用する：売上の報酬は、間違いなくモチベーション・アップになった。
- 自分のスタイルでブログを書く：他のブログやSNSなどからの言葉で自分のブログを評価しないこと。初志貫徹、趣味であり続けることを最優先する。
- ブログの習慣化：とにかく毎日、一文字でもブログを書くこと。
おわりに
100記事達成！そして、これからのブログの方向性
今回は、私にとってとても個人的な記事になりました。でも、このブログを始めた時に立てた「100記事投稿」という誓いを達成できた喜びを、お伝えしたかったのです。これこそ、趣味のブログならではの特権じゃないでしょうか？
このブログサイトを区切りとして、新しいサイトを立ち上げることも考えました。でも、これは私にとって大切な趣味となりました。それに、まだ書きたいネタも少し残っています。
だから今後も、この趣味のブログでの投稿をマイペースで続けていこうと思っています。
アクセス数か、それとも趣味か
アフィリエイトを導入したことで、もっと多くのアクセスを集める記事を書いてみたいと思うようになったのは事実です。
ですが、SEOに重点を置いたキーワード選定や、それに合わせた記事作成は、今の気楽な状態を維持するのが難しいと感じました。やはり、そこまでの負担をかけてまで、アクセス数だけにこだわるのはやめようと思いました。
それに正直なところ、10年前ならブログだけでアクセス数を狙うことができたかもしれませんが、今の時代にブログ単体でそれを目指すのは、少し時代錯誤なのかもしれません。SNSや動画など、他の媒体にまで手を広げるほどの気合もありませんしね。
だからこそ、私は「ブログは趣味」という原点はブレることなく、今後もアクセス数を優先する記事を作ることはないでしょう。
今だからこその「趣味ブログ」
今の時代、情報発信の媒体はSNSや動画、さまざまなプラットフォームへと多様化しています。そんな中で、「多くの人に見てもらうこと」だけを目的とした情報を、従来のブログだけで発信するのは、時に時間と労力の面で非効率だと感じることもあります。
さらに、正直なところ、今の時代の「調べもの」ブログは少しつまらなくなったと感じています。何かを調べたくて検索上位に出てくる記事のほとんどは企業のコンテンツで、作りはきれいですが、どれも似たり寄ったりの内容ばかりで、期待を超える新たな知識を与えてくれるものがほとんどありません。
それなら、ChatGPTなどのAIに質問した方が、はるかに有益な情報を手早くまとめて教えてくれます。
実際、私自身も最近の調べ物は、検索エンジンではなくAIへの質問で行うことが増えました。
流行やトレンド、日常のちょっとした調べごとに関しては、もはや検索エンジンではなくAIの時代になったのだな、と強く感じています。
だからこそ、趣味ブログが今の時代にフィットすると私は思います。
特に、検索キーワードを日常から少し外した、まだニッチな専門情報や、いわゆる「オタク系」の情報などは、依然としてブログで非常に価値ある、そして「楽しい」情報を得られる場だと感じています。企業ブログでは扱いにくいような、個人の深い考察や独自の視点、そしてブログならではの「個性」が光る記事は、まさにそういった情報を求めている読者の心を掴んでいるのだと思います。
今回の100記事達成を節目に、これからも私らしいペースで、誰かの「ちょっと役に立つ」につながる記事を、このブログで届けていけたらいいな。と思います。
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