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WordPressプレビューが原因?AdSense「広告クローラエラー」の無視できるケースと対策

ブログ運用

Google AdSenseから「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」という警告が表示されました。

実は、このメッセージ、以前から何度か目にしていました。最初は焦って対処しようとしたのですが、私の場合は影響がないと判断できたので、今はあまり気にしていません。

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警告の確認と原因、そして対策

もし、あなたも私と同じような状況でしたら、慌てる必要はありません。そのことについて詳しくお伝えしますね。

広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。

突然こんな警告が表示されると、誰でも驚きますよね。特に「収益の損失が発生する可能性があります。」なんて言われると、まるで脅されているみたいで嫌な気持ちになります。

まずは、警告の右側にある「操作」をクリックしてみましょう。

すると、今回の場合は、「影響を受けるアイテム」が一つあって「広告主様の設定」に問題があるようです。

さらに「修正」をクリックすると、問題の詳細が表示されます。

私の場合、次のような情報が出ていました。

  • 問題あるページ: terihat.com/?p=7※※6&preview=true
  • 問題:クローラ: 不明なエラーが発生しました
  • 対処方法:AdSenseクローラがサイトにアクセスできません。これはポリシー違反に関する問題ではありません。

この詳細からわかるように、今回の問題は、WordPressのプレビュー画面(terihat.com/?p=7※※6&preview=true)を広告クローラが巡回中に見つけたために発生したようです。

プレビュー画面は通常、検索エンジンや広告クローラがアクセスするべき場所ではないため、エラーとして報告されたのでしょう。

なぜ慌てなくても良いのか?

私の場合、この警告を「あまり気にしなくて良い」と判断した理由は以下の通りです。

  1. プレビュー画面への警告: 広告クローラがエラーを検出したURLが、&preview=trueのようにプレビュー画面のURLだったことです。
    • プレビュー画面は、記事の公開前に内容を確認するためのもので、通常、一般のユーザーがアクセスするページではありません。
    • また、公開済みの記事としてインデックスされることもありません。
  2. インデックスされないページ: プレビュー画面は検索エンジンのインデックス対象外であり、広告が配信されることはありません。
    • したがって、ここでのクローラエラーは、実際の広告収益に直接的な影響を与える可能性がないと判断できます。
  3. 一時的な巡回: クローラがたまたま巡回中に、そのプレビューURLを検出し、アクセスを試みた際にエラーになったという、一時的な現象であると考えられます。

頻繁なプレビュー時の追加対策

基本的には慌てなくて良いこのエラーですが、もしプレビュー機能を頻繁に利用する場合は、念のため以下の対策をするとより安心です。

私の場合は、CSSの調整を行う際に、かなりの回数プレビューを繰り返すことが何度もあります。

これは、広告クローラがプレビュー画面を巡回した際の関連警告を避けるのに役立ちます。

  1. noindexメタタグの設定:
    • noindexは、検索エンジン(および広告クローラ)に「このページはインデックスしないでください(検索結果に表示しないでください)」と明確に伝える指示です。
    • これにより、プレビュー画面が誤って検索結果に表示されたり、クローラが継続的にアクセスしたりするのを防ぐ効果が期待できます。
  2. nofollowメタタグの設定:
    • nofollowは、「このページ内のリンクはたどらないでください」と指示します。
    • プレビュー画面から他の公開ページへリンクがあっても、クローラがそのリンクをたどって認識するのを防ぎます。
    • これにより、無駄なサイトのチェック(クローリング)を減らすことができます。

設定方法

WordPressでプレビュー画面にnoindexやnofollowを設定する最も簡単な方法は、SEOプラグインを利用することです。

  • All in One SEO PackYoast SEOといった主要なSEOプラグインには、「下書き」「プレビュー」状態のページや、管理画面関連のページに対してデフォルトでnoindexを設定するオプションが用意されています。
    • プラグインの設定画面を確認し、該当する項目があれば有効にしましょう。これにより、手間なく自動で設定が適用されます。
  • あるいは、お使いのテーマによっては、SEO対策機能で設定できます。
    • テーマCocoonの場合、ブロックエディターの編集画面で、右側の「投稿」設定パネル内にある「SEO」設定項目で「インデックスしない(noindex)」と「リンクをフォローしない(nofollow)」にチェックを入れて設定します。

結論

もしあなたが受け取ったAdSenseのクローラエラー警告が、私のケースと同様にプレビュー画面(URLに&preview=trueなどが含まれる)に関するものであれば、基本的に慌てる必要はありません

これは、実際に広告が表示される公開ページや、検索エンジンにインデックスされるべきページでのエラーではないため、あなたの広告収益に実質的な損失が発生することはまずありません。

実際、この警告は数日後には消えていました。

ただし、プレビューではない、公開済みの記事やページでクローラエラーが出ている場合は、速やかにその原因を特定し、対処する必要があります。

その際は、AdSenseのヘルプやGoogle Search Consoleの情報、およびネットの情報を参照して、より詳細な原因分析と対策を行いましょう。

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