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暇つぶしが認知症予防に?数独(ナンプレ)で楽しく脳に貯金をする習慣

数独パズル
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クリア!

【操作方法】
  • プルダウンメニューから難易度を選び、「新しいパズル」ボタンを押すと、選んだ難易度の新しいパズルが始まります。
  • パズル下の数字パッド~ボタン)を使って、基本ルールに従い、マス目の空白を埋めていきます。
  • 間違った場合は、削除ボタン()を使うか、同じ数字をもう一度入力すると消すことができます。
  • 」ボタンで、入力する数字の色をに切り替えることができます。
     例:確実な数字は、不確実な候補はにする、といった使い分けが可能です。
  • 正誤判定」ボタンを押すと、数字の配置が正しいかどうかを判定できます。
     正しい場合は薄緑、間違っている場合は薄赤の背景で表示されます。
  • 正誤判定」で、すべてのマスが薄緑になればクリアです。
  • 解答を表示」ボタンを押すと、数字で正解が表示されます。
数独の基本ルール 🧩

数独のゴールは、すでにいくつか数字が埋められた9x9のマス目の空欄に、1から9までの数字ですべてのマス目を埋めることです。

以下の3つのルールをすべて満たすように数字を配置する必要があります。

  1. 各行に1~9の数字が1回ずつ入る
    • どの横一列(行)を見ても、1から9までの数字が重なることなく、それぞれ1回ずつ含まれるようにします。
  2. 各列に1~9の数字が1回ずつ入る
    • どの縦一列(列)を見ても、1から9までの数字が重なることなく、それぞれ1回ずつ含まれるようにします。
  3. 3x3のブロック内に1~9の数字が1回ずつ入る
    • 9x9の大きなブロックは、さらに9つの小さな3x3の小ブロックに区切られています。各3x3のブロック内でも、1から9までの数字が重なることなく、それぞれ1回ずつ含まれるようにします。
数独を印刷する

数独の「むつかしい」レベルでは、メモが必要になることもあります。その際は、一度紙に印刷してメモを取りながら進める方が、格段に楽になるでしょう。

下のボタンをクリックすると、数独2問分のPDFファイル(A4サイズ)をダウンロードできます。印刷して手元に置いておけば、いつでも気軽に暇つぶしとしてプレイできます。

数独PDFジェネレーター
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数独は認知症予防に役立つのか? 科学的根拠から探る脳の健康維持

数独のようなパズルゲームなどいわゆる脳トレは、単なる暇つぶしとしてだけでなく、私たちの脳の健康、特に認知症予防の観点からも注目を集めています。

では、実際に数独は認知症予防に効果があるのでしょうか?

脳の活性化と認知予備能の重要性

認知症は、記憶力や思考能力の低下により日常生活に支障をきたす病気の総称です。

現在、認知症を完治させる治療法は見つかっていませんが、発症リスクを低減し、進行を遅らせるための様々なアプローチが研究されています。

その中で重要なキーワードの一つに「認知予備能(Cognitive Reserve)」があります。

これは、脳がダメージを受けても、その影響を補い、認知機能を維持する能力のことを指します。

生涯にわたって知的活動を積極的に行ってきた人は、この認知予備能が高い傾向にあるとされています。

つまり、知的活動を「脳の貯金」として蓄えるという考え方です。
日頃から脳に刺激を与えることで、万が一認知機能が低下し始めた場合でも、その「貯金」を使って脳の働きを補い、機能を維持しようとするのです。

数独とクロスワードパズルに関する研究

数独やクロスワードパズルなどの認知的な刺激を与える活動は、この認知予備能を高める活動(脳の貯金を増やす活動)の一つとして従来より注目されてきました。

イギリスのエクセター大学とキングス・カレッジ・ロンドンが共同で行った研究では、50歳以上の約19,000人以上を対象としたオンライン調査が行われました。

この研究は、学術誌『International Journal of Geriatric Psychiatry』に掲載され、以下の点が述べられています。

  • 優れた認知機能との関連性
    • クロスワードパズルや数独を頻繁に行う高齢者は、そうでない高齢者と比較して、記憶力、注意力、推論能力、判断力といった認知機能テストにおいて、より良い成績を収める傾向があることが示されました。
  • 脳の若さとの関連性
    • 頻繁にパズルを行う参加者の脳機能は、実年齢よりも相対的に良好であり、一部のケースでは最大10歳若い状態に相当する可能性があるとされています(これは相対的な比較であり、直接的な若返りを意味するものではありません)。
参考文献
University of Exeter and King's College London. (2019, May). Regular crosswords and number puzzles linked to sharper brain in later life. Retrieved from https://news-archive.exeter.ac.uk/2019/may/title_716265_en.html
Join Dementia Research. (n.d.). Can doing a daily crossword or Sudoku puzzle keep your brain young? Retrieved from https://news.joindementiaresearch.nihr.ac.uk/can-doing-a-daily-crossword-or-sudoku-puzzle-keep-your-brain-young/

暇つぶしで脳の貯金を増やしましょう!

数独は、認知症の直接的な対策ではありませんが、脳に良い習慣として他の脳トレと同じように認知症予防の一助となる可能性を示唆してくれています。

特に、習慣的(継続的)に認知的な刺激を与える活動は、脳の認知予備能を高め加齢に伴う記憶力低下の開始を遅らせる効果を期待されています。

数独は、手軽に始められ、楽しみながら『脳の貯金を増やす』(認知予備能を高める)素晴らしい「暇つぶしツール」の一つです。

バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、社会的な交流など、他の認知症予防策と合わせて、日々の生活の暇つぶしに数独のような脳トレを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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