Bluetooth対応のキーボードは、BIOSモードで使えませんのでお気を付けください、という話しです。
家具の配置換えでデスクトップPCを移動することになりましたが、ルータまでの距離が遠くなってしまいました。
今までは有線LANでつないでいましたが、どうしてもLANケーブルが邪魔になります。
そこでデスクトップPCに、WiFiボードを追加することにしました。
据え置きのPCは、通信速度安定のためにも有線LANと決めていたので、まさに苦渋の決断でした。
購入検討のWiFiボードは、ほとんどがBluetooth対応でした。
そこで一番新しかったBluetooth5.3対応にしました。
※このボードはWindows10、Windows11、Linux(Ubuntu,Lubuntu)で2年以上ほぼ毎日使用していますが、全く問題は生じていません。評価も良く、良い商品だと思います。
WiFiでつないでみると、ほとんど不便を感じませんでした。
心配していた通信速度も、ネットの閲覧程度では有線との差がないです。
ケーブルがない分だけ快適かもしれません。
デスクトップPCが思いがけずBluetoothにも対応できましたので、キーボードとマウスも無線にしようと商品チェックしてみました。
無線化のための通信方法がBluetoothタイプと2.4MHzワイヤレスタイプがあります。
ただしワイヤレスにはPCのUSBポートに受信機が必要です。
せっかくPCにBluetoothが付いたのですから、とうぜんBluetoothタイプにします。
USBポートも使用しませんからね。
また、Bluetooth対応のキーボードとマウスには、マルチペアリング対応のものがあります。
複数のシステムに、それぞれペアリングしておけば簡単に切り替えることができます。
ここまでの考えはよかったのですが……
使ってすぐ失敗に気付きました。
私のPCには、それぞれのハードディスク(SSD)にWindowsとLinuxの2つのOSが入っています。
そこで問題なのが、起動するOSの切替えはBIOS(あるいはUEFI)モードで行うことです。
電源投入後、すぐのキー操作がBluetoothキーボードではできません。
Bluetoothが使えるのはシステム(OS)が起動してから……、なんですよね。
こんな当たり前のことに、このとき気付きました。
結局、私のように1台で複数のOSを使う人には、Bluetoothでなく2.4MHzワイヤレスが正解なのですね。
それ以外は問題ありません。
ゲームなどの素早いキータッチもしないですから、操作に遅延も感じませんし、スリープからBluetoothの回復もすぐで不満はありません。
特にマルチペアリングは秀逸です。
2つのOSに再ペアリングなく、切り替えられるのはとても便利です。
最近はネット閲覧とブログ書きだけですから、Windowsだけでよくなってきました。BIOSモードを使わないならBluetoothでいいのですけどね。
ですが私は、パソコンでウイルスが暴れまわっていた時代を経験していますから、Linuxを使っていると安心なのです。
結局、OSの再インストールなどのためにも、デスクトップPCの傍には有線のキーボードとマウスが置いてあります。
今回購入したBluetoothキーボードとBluetoothマウス
キーをしっかり押し込むタイプの昔ながらのメンブレン式が好きな人にお勧めです。
マルチペアリングは3台対応です。
手の形にフィットして疲れにくいです。
マルチペアリングは2台対応です。
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