【Meta Quest】VRのアプリで気軽に英会話レッスン～毎日続けられるmondlyを紹介

メタバースでの英会話レッスンならメタクエストがおすすめです。なんといってもヘッドセットを装着してのVR体験はリアルそのもの。リアルな英会話が毎日かんたんに学べます。

英会話スクールやカルチャーセンターに通うことなく、気軽にVRでリアルな英会話の勉強ができるので気に入っています。

Meta Quest版「mondy」を実際に使っての体験と感想を記事にしましたので、よろしかったらご覧ください。

Meta Quest版「mondly」

Meta Quest版「mondly」は、VRでのリアルな多国語言語の会話体験を提供してくれるアプリです。
いくつかのシチュエーションでのリアルな対話を通じて、実際の会話力を向上させることができます。
また、毎日の学習のための短いレッスンも用意されています。

３つの学習コース

このアプリには、「没入型会話」「広範な学習」「今日のレッスン」の３つのコースがあります。

没入型会話

没入型会話は、いくつかのシチュエーションでのリアルな対話を通じてVR内のアバターと会話をする体験型のコースです。

最初は、よりリアルな体験を醸し出すためのオープニングから始まります。

学習者(私)は、友人から手紙をもらって、これから友人へ会いに行くようです。

手紙を読んで、スーツケースに荷物を詰めて出発します。

「空港」⇒「機内」⇒「地下鉄」とオープニングが進んでいきます。

そして、「列車」に乗ります。

第１章～第３章

ここからが「第１章」です。車内にて会話が始まります。
お相手はアンドロイドなきれいなお嬢さんです。
とてもリアルで、少し緊張します。

突然に乗務員さんがやってきます。少し驚きました。
それと目が少し怖いです。

第2章は、タクシーに乗って、車内での会話です。

第３章は、ホテルのフロントでの会話です。

きれいなお姉さんですが、目が少し怖いです。
実はこのお姉さん、教師の仕事もしています。

ここまで3章までの会話を学びました。
「没入型会話」は全部で8章まで、以下の8つのシチュエーションでの会話を体験できます。

第１章「こんにちは(挨拶)」、第２章「タクシー」、第３章「ホテル：フロント」、第４章「ホテル：部屋」、第５章「レストラン」、第６章「アポイントメント」、第７章「買い物」、第８章「乗車券」

レベルは「初級」「中級」「上級」の3段階

「初級」では相手のセリフが吹き出しで表示され、日本語訳も表示されます。
また、「中級」では、この吹き出しが表示されず、ヒントをクリックすると吹き出しが表示されますが、日本語訳は表示されませんので、知らない単語があると返答に困ります。
そして、「上級」は全くのノーヒントで、実際の外国人との英語での会話そのものになります。

広範な学習

「広範な学習」は多くのメニューの中から任意に選んでレッスンが受けられます。

メニューには「挨拶」「基礎語彙」「家族」「国と言語」···「医療従事者」「店員」など45種類があります。

ここでは、以下のように選びました。
「広範な学習」⇒「基礎語彙」⇒「レッスン1」

先生が日本語の語彙を出題、英語に訳して発音し、生徒がそれを発音します。

このレッスン1では、以下の基礎語彙を学びました。

「Hello.」「Goodbye.」「Thank you.」「Please.」「Very Well.」「How are you?」「I'm pleased to meet you.」「You're welcome.」「What is your name?」「My name is ___」

10分ほどのレッスンでした。

今日のレッスン

「今日のレッスン」の学習内容は「広範な学習」と全く同じです。
「広範な学習」の中から任意に選んで出題されているようです。
おそらく生徒の学習程度に合わせて、難しい語彙の学習へと進んでいくようです。

今日のレッスンでは、以下の語彙を学びました。

「new」「car」「to change」「time」「I want a new look.」「I need a new car.」「I change my clothes.」

「今日のレッスン」を完了すると、ポイントがもらえます。
スコアボードにポイント獲得数の順位が発表されます。

このスコアボードには、私と同じ英語の学習者が表示されていますから、順位の高い頑張っている人を目標にできます。

私は今、212位にいるようです。上位獲得するのは、難易度がそれほど高くないように思えますが、要は毎日続けることができるかどうかです。

各コースを使ってみた感想

没入型会話

「没入型会話」は、VRならではのリアルな会話を体験できます。
ここでの登場人物はまばたきもし、肩が小さく上下して呼吸の様子がリアルに表現されています。実際の相手との対話を通じて、他の英語教材にはない緊張感を感じることができます。

会話のパターンは全部で8章あり、各章は誤らなければ10分以内で終了します。全章をどんなにゆっくり終えても、２時間以上かかることはありません。

私は「中級」で、3周したら飽きましたが、最初は適度な緊張感を持って楽しい体験になりました。欲を言えばもっと多くのパターンを体験したいと思いました。

日常で英会話の機会がない私にとって、これで英会話を体験するのは非常に有益だと思います。

町で突然に、英語で話しかけられても慌てない訓練になります。

広範な学習

「広範な学習」は基礎単語と基礎語彙を発音して覚えるレッスンですが、「大学入試のための英単語をしっかり覚えた高校生」レベルには、やや物足りないかもしれません。しかし、正確な発音も身につくので、このレッスンで再度学習する価値があると思います。

各レッスンの合計で約400レッスンあり、1レッスンが大体10語彙を学ぶと考えると、全レッスンで4,000語彙を学ぶことができます。

ネイティブスピーカーたちは日常英会話で3,000から4,000語を使用すると言われています。日常会話で頻繁に使用される約3,000語を覚えていれば、相手の言語フレーズを理解し、自然な日常会話ができるそうです。

もしもこのレッスンの全ての語彙をマスターできれば、日常生活でのコミュニケーションには困ることはないでしょう。もちろん全部覚えればですが……

毎日のレッスン

「広範な学習」は、レッスンの数が多過ぎるためどれを選んで良いのか迷います。

そこでこの「毎日のレッスン」は、毎日のレッスンに最適です。

毎日10分だと続けられるのではないでしょうか？
スコアもあるので、目標になります。

29ヵ国語に対応

このMondlyは、29ヵ国語に対応しています。

日本語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、ウクライナ語、オランダ語、ギリシャ語、クロアチア語、スウェーデン語、スペイン語(スペイン)、タイ語、チェコ語、デンマーク語、トルコ語、ドイツ語、ノルウェー語(ブークモール)、ハンガリー語、ヒンディー語、フィンランド語、フランス語(フランス)、ヘブライ語、ベトナム語、ポルトガル語(ブラジル)、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、中国語(中国)、英語、英語(米国)、韓国語

「学びたい言語」をドイツ語にしてみます。

これから、新たな外国語を学ぶ人には、とてもよい教材になります。

おわりに

Meta Quest版「mondly」についてお分かりいただけたでしょうか。

私は毎日、ヘッドセットをつけて「マザー」「シスター」などの言葉を声に出して、妻に奇異の目で見られながら学習しています。

まだ、初めて10日目なので知らない単語は出てきませんが、自分がどれだけの単語を覚えているかや発音が間違っていないかを確認する手段となっています。

このアプリは、現在(2024年1月3日)、Meta Storeで890円で販売されています。
次のリンク先から25%割引で購入できます。

これだけの内容の英語テキストを買うと考えれば、高くはありません。メタクエストユーザーの特権ですね。

英語学習のための教材として一つ追加しても良いのではないでしょうか。

特に他の言語を学び始める人には、とても良い教材になります。

今日からあなたも毎日10分を「今日のレッスン」に当ててみてはいかがでしょうか？