メタクエストユーザーの皆さん、VRChatの世界を楽しんでいますか?
しかし、高性能なPCが必要なVRChatの世界は、メタクエストのような比較的スペックの低いVRヘッドセットユーザーにとっては、少し遠い存在に感じていませんか?
「高品質のアバターが重くて表示されない…」
「美しいと評判なワールドがキャパ不足で体験できない…」
「PCVRユーザーとの間には大きな壁がある…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
GeForce NOWがVRChatに対応!
そんな悩みを抱えるメタクエストユーザーに朗報です!
クラウドゲーミングサービスのGeForce NOWがVRChatに対応しました。
GeForce NOWを使えば、高性能なゲーミングPCがなくても、☝🏼普通のPCやスマホでPCVRユーザーと同じ高解像度なVRChatを楽しむことができます。
対応されたのはVRChatのデスクトップモードだけです。
VRゴーグル用のVRモード対応が待ち遠しいですね。
VRChatとPCVRの世界
VRChatの世界は、高性能なPCとVRゴーグルを組み合わせたPCVR環境を前提とすることで、その真価を発揮します。
具体的には、
- 精巧に作り込まれたアバター
細部までこだわったデザインや動きのあるアバターを滑らかに表示できます。 - 息をのむような美しいワールド
高解像度で、没入感のある美しい仮想空間を体験できます。 - 大規模なイベント
多くのアバターが同時に存在する大規模なイベントでも、快適に楽しむことができます。
これらの魅力を最大限に引き出すためには、高スペックなPCと高解像度のVRゴーグルが必要不可欠です。
一般的に、このような環境を整えるには、最低でも30万円以上の投資が必要とされています。
多くのPCVRユーザーは、VR体験をさらに充実させるため、全身の動きを捉えるフルトラッキングシステムや、より軽量で快適なVRゴーグルといった周辺機器を追加で購入しています。
そのため、PCVR環境への投資額は、人によっては相当な金額に達する場合もあります。
彼らは、高品質なVRコンテンツを楽しみながら、VRの世界を深く探求し続けているのです。
マニアの世界ここに極まれり
メタクエストユーザーとPCVRユーザーの壁
これまで、VRChatの世界は、高性能なPCとVRヘッドセットを揃えたPCVRユーザーが中心でした。
しかし、Meta Questのような比較的安価なVRヘッドセットの登場により、より多くの人がVRChatに参加できるようになりました。
私もMeta Quest 2を37,000円で購入し、VRChatの世界に足を踏み入れました。
しかし、PCVRユーザーとの間には、どうしても越えられない壁を感じることがあります。
それは、VR空間で「見えている世界」の違いです。
PCVRユーザーが丹精込めて作り上げた美しいアバターを、Meta Questでは簡略化された形でしか表示できないことが多く、お互いの間に少し距離を感じてしまうことがあります。
PCVRユーザーの方々との交流を通じて、次第にその違いを実感するようになりました。
VRChatは単なるコミュニケーションツールではなく、自分のVR環境を磨き上げ、披露する場でもあります。
そのためにPCVRユーザーの中には、VR環境の構築に多大な時間と費用を投資し、自分だけの世界を追求している人達が多くいます。
一方、Meta Questユーザーは、比較的気軽にVRChatを楽しむことができますが、PCVRユーザーほどの高度なカスタマイズができません。
このような違いから、VRChatに対するユーザー間の意識や価値観には、大きな隔たりが生じていると言えるでしょう。
具体的には、
- アバターに対する情熱
PCVRユーザーは、高品質なアバターの作成に情熱を注ぎ、自分だけの個性的なキャラクターを作り上げて(あるいは購入して)います。 - 滞在時間
PCVRユーザーは、VR空間に長時間滞在し、コミュニティ活動に積極的に参加している傾向があります。 - 知識と技術
PCVRユーザーは、VR機器やソフトウェアに関する深い知識と技術を持っています。 - 投資金額
PCVRユーザーは、高性能なPCやVR機器、周辺機器など、VR環境の構築に多額の費用を投資しています。
これらの要素が、VRChatに対するユーザー間の「本気度」に大きく影響していると考えられます。
なぜGeForce NOWがすごいのか?
クラウドゲーミングサービスのGeForce NOWを使えば、手持ちのPCやスマホで、高性能なゲーミングPCでしか体験できなかったPCVRの世界を、手軽に味わうことができます。
メタクエストとはまた違った魅力を持つPCVRの世界を体験することで、それぞれの魅力をより深く知ることができるかもしれません。
メタクエストユーザーには是非体験していただきたい!
追加費用が掛からないのが更に魅力です。
非力なPCでも高画質でプレイ可能
GeForce NOWのユーザーは、高性能なグラフィックボードを搭載したクラウドサーバーを利用するため、古いPCやノートパソコンでも、高画質なVRChatの世界を体験できます。
グラボを搭載していない普通のPCでも快適にVRChatがプレイできるのです。
SteamのVRChat概要にはVRChatのデスクトップモードをプレイするには、次のスペックを必要最低限満たす必要とありました。
- CPU:Intel i5-4590以上または、AMD FX-8350以上
- メモリ:4GB 以上
- グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 970以上または、AMD Radeon R9 290以上
これはすでに旧世代の構成ですね。特にCPUが低性能で、最近のゲームには厳しいかもしれません。GeForce NOWを使えば、普通のPCでもこの最低構成のPC以上に快適にプレイできます。
※ただし、動画を遅延なく視聴できるスペックは必要でしょう。具体的には余裕のあるメモリ(4GB以上)と安定した高速な回線は必要不可欠です。
追加費用なし
高性能なゲーミングPCを購入する必要がなく、Geforce NOWもVRChatも無料で使えるため追加費用がかかりません。
それでは、GeForce NOWでVRChatを始める方法を説明します。
GeForceを始めるために
👇🏼まず、GeForce NOWのサイトへアクセスします。
GeForce NOWのアカウントを作成する
👇🏼最初にアカウントの登録を行います。
👇🏼「Free」プランから始めましょう。
👇🏼登録画面でアカウントを作成します。
👇🏼「アカウントを作成する」をクリックの後、確認コードが登録したメールアドレスに届きます。登録画面で確認コードを入力します。
GeForce NOWのホームへログインした画面です。
ライブラリをリンクする
VRChatはSteamのライブラリを参照するので、Steamとのリンク(ライブラリの同期)が必要です。
👇🏼設定画面から、Steamとの「接続」をクリックします。
(Steamにアカウントがない人は前もって登録しておくとスムーズに作業が行えます。)
これでVRChatをGeforce NOWでプレイするための準備ができました。
GeForce NOWでVRChatをプレイする
さっそく「VRChat」をプレイしてみましょう。
ゲーム画面でVRChatが見つからない場合は、画面上部の検索窓で「vrchat」を検索してください。
そのまま、「プレイ」をクリックするとVRChatが始まります。
あなたの前には次の数のゲーマーがいます
プレイするためには、利用可能なサーバーに接続する必要があります。
そのため、多くのユーザーが利用している時間帯は、接続待ち時間が長くなる場合があります。
👇🏼「レッツゴー」をクリックします。
👇🏼VRChatのログイン画面です。「VRChat」アカウントでログインします。
👇🏼登録メールにワンタイムコードが届きますので、入力します。
ようこそ!VRChatデスクトップモードの世界へ
それでは、ゲーミングPCレベルでのVRChatの世界をお楽しみください。
よく作り込まれたアバターやPC限定ワールドを、フォールダウンなしで体験できたときは感動します。
しかし、キーボードとマウス操作は手間がかかるため、Meta Questの手軽さを改めて実感しました。
おわりに
私は以前、動画編集のために高性能なPCを自作しましたが、技術の進歩は早く、すぐに性能が陳腐化してしまいました。
VR機器も同様で、高価な機器を購入しても、すぐに新しいモデルが登場し、古いものが使えなくなる可能性があります。
クラウドゲーミングは、高性能なPCを用意する必要がなく、常に最新のVR体験を楽しめるというメリットがあります。
VRの世界は日々進化しており、最新のグラフィックや機能を楽しむためには、クラウドゲーミングは一つの選択肢と言えるでしょう。
人気の原神などが、クロームブックや数年前のスマホでもサクサク動きますよ。
コメント