『ダンスを始めてみたいけど、人前で踊るのは恥ずかしい…』
『ダンスには興味があるけど、ジムやスタジオで習うのはちょっと…』
そんなあなたにこそ、自宅でのダンスがおすすめです!

この記事は、自宅で気軽に始められるダンスエクササイズ(主に、ズンバ)について解説しています。ダンス未経験の方、エクササイズ目的でダンスを始めたい方、シニア世代の方など、どなたでも参考にしていただける内容です。
自宅でダンスをするメリット
- 人目を気にせず踊れる
ダンス初心者さんや、運動が苦手な方も、周りの目を気にせず、自分のペースで踊れます。 - 好きな時間にできる
ジムやスタジオのレッスン時間に関係なく、自分の都合の良い時間に踊れます。
ちょっとしたスキマ時間にも、気軽に体を動かせます。 - お金がかからな
ジムやスタジオに通う費用や、レッスン料を節約できます。 - 気軽に始められる
運動不足解消や、ストレス発散など、軽い気持ちで始められます。
ダンス初心者におすすめは、ズンバ!
ダンス初心者は、まず音楽に合わせて体を動かすことに慣れるのがおすすめです。
そのためには、インストラクターの動きを真似て踊る、簡単なダンスから始めるのが良いでしょう。これは基礎体力の向上にも繋がります。
このような、ダンスの複雑な振り付けやステップではなく、エクササイズの要素を取り入れたダンスは、『ダンスワークアウト(Dance Workout)』と呼ばれています。

日本では、『ダンスワークアウト』という言葉はあまり一般的ではありません。
エアロビクスやエクササイズとほぼ同じ意味で使われているようです。つまり、日本では明確な区別がないのが現状です。
カーディオダンス(Cardio Dance)という言葉も使われますが、こちらも厳密に区別されているわけではありません。
ただし、エアロビクス、カーディオ、ダイエットといった言葉が使われる場合、有酸素運動によるカロリー消費を目的としたエクササイズを指すことが多く、最低でも15〜20分以上の連続した運動量が求められます。
一方、ダンスワークアウトは音楽に合わせて踊ることが目的であるため、1曲ごとの3〜5分程度に区切られていることが多いようです。
これらの違いを理解しておくと、目的のダンス動画を探す際に役立ちます。
動画検索などで初心者用のダンスを探す場合でも、『dance workout』のキーワードを使うと良いでしょう。
『ダンスワークアウト』について
特徴
- 楽しさ
音楽に合わせて体を動かすため、一般的な運動よりも楽しく続けやすいのが特徴です。 - 全身運動
ダンスの動きは全身を使うものが多く、様々な筋肉を鍛えることができます。 - 有酸素運動
音楽のリズムに合わせて持続的に体を動かすため、有酸素運動としての効果も期待できます。 - 多様なジャンル
ヒップホップ、ラテン、ジャズなど、様々なジャンルの音楽やダンスを取り入れたプログラムがあります。
効果
- カロリー消費
音楽に合わせて体を動かすことで、効率的にカロリーを消費できます。 - 筋力アップ
全身の筋肉をバランス良く鍛えることができます。 - 心肺機能向上
持続的な運動により、心肺機能の向上も期待できます。 - ストレス解消
音楽に合わせて体を動かすことで、気分転換やストレス解消にもつながります。 - 柔軟性向上
ダンスの動きは、体の柔軟性を高める効果もあります。 - リズム感アップ
ダンスに必要なリズム感が養えます。
種類
- ズンバ
ラテン音楽に合わせて踊る、初心者でも楽しめるプログラムです。 - ヒップホップダンスワークアウト
ヒップホップダンスの動きを取り入れた、パワフルでエネルギッシュなプログラムです。 - エアロビクスダンス
エアロビクスの動きをダンス風にアレンジした、有酸素運動効果の高いプログラムです。 - ダンスフィットネス
様々なジャンルのダンスを取り入れた、バラエティ豊かなプログラムです。
ダンスワークアウトは、ダンスの技術向上を主な目的とした運動ではなく、運動不足解消やダイエットはもちろん、ストレス解消や気分転換にも効果的なダンスエクササイズです。
特にダンス初心者さんには、ズンバがおすすめです。
なぜなら、
- ラテン音楽に合わせて、簡単なステップを繰り返すので、ダンス経験がない方でも楽しめます。
- 難しい振り付けを覚える必要がなく、気軽に始められます。
- 音楽に合わせて体を動かすだけでもよいので、楽しく続けられます。
おすすめのダンス動画
自宅でダンスをするための動画を探すなら、YouTubeがおすすめです。
エクササイズ目的でもあるダンス動画は、一般的に『ダンスワークアウト』と呼ばれています。そのため、『dance workout』で検索すると、より多くの動画を見つけることができます。
YouTubeには、様々なダンスワークアウト動画がアップロードされているので、ぜひ活用してみてください。
実際に私が登録して、よく利用している動画サイトに以下のようなものがあります。参考にしてください。

自分に合ったダンス動画をアップロードしている人をチャンネル登録しておくと、飽きずに毎日続けられます。できるだけ多くの動画を見つけて、お気に入りに登録しておきましょう。
このチャンネル👇🏼には、ズンバに適したダンスワークアウトの動画が沢山アップロードされています。自分に合ったダンス動画を見つけて役立ててください。
ズンバのインストラクターは、レッスン中は基本的に喋らないこと(ノンバーバルコミニケーション)になっており、生徒はインストラクターの振り付け、ジェスチャー(指を2本立てて同じ動作を2回繰り返すを伝えるなど)を見ながらレッスンをこなします。そして常に笑顔を忘れません。👇🏼
このチャンネル👇🏼には、シンプルな動作を繰り返すダンスワークアウト動画が多数アップロードされています。
誰でも簡単に始められるので、ダンスのための基礎体力をつけるのに最適です。
ぜひチャンネル登録して、活用してみてください。
このチャンネル👇🏼の動画は、落ち着いたペースで楽しめるダンスが多く、年齢を問わずおすすめです。私も、いくつになってもこの人のようにダンスを楽しみたいと思っています。
ダンス動画をテレビに映す方法
自宅でダンスワークアウトをするなら、スマートフォンの小さな画面ではなく、テレビや大型モニター、プロジェクターなどの大画面でインストラクターのダンスを見るのがおすすめです。
そのためには、
- スマートフォンやパソコンのキャスト機能を使う
Wi-Fiを通して、スマートフォンやパソコンの画面をテレビに映します。
この場合、「Chromecast」「Fire TV」「Apple TV」「Miracastレシーバ」のどれかの購入が必要になります。テレビ側にHDMI端子があることを確認してください。 - HDMIケーブルで接続する
スマートフォンやパソコンとテレビをHDMIケーブルで接続します。
ケーブル1本で接続できるので、最も手軽な方法です。
この場合、テレビ側にHDMI端子があることを確認してください。 - 動画配信サービス対応テレビを使う
最近のテレビには、YouTubeなどの動画アプリが内蔵されているものが多くあります。この場合、テレビ単体でインターネットに接続すれば、簡単に動画を視聴できます。
などの方法が考えられます。
自宅でダンスをする際の注意点
- 十分なスペースを確保する
周りに物がない、広い場所で踊りましょう。

私は、横3m、縦2mのスペースで問題なくダンスを楽しめています。
- 滑りにくい靴を履く
裸足でも良いですが、滑りやすい床の場合は、滑らない靴下や室内用シューズを履きましょう。

私は室内での運動時、滑りにくく足音も抑えられるマリンシューズを愛用しています。そのまま室内履きとしても使えるので、とても重宝しています。色々なメーカーから出ていますが、どれも大きな差はないように感じます。

- 水分補給を忘れずに
ジムやスタジオでは、適度な間隔で水分補給を促してくれます。自宅で運動する際も、こまめに水分補給を心がけましょう。 - 無理をしない
自宅でダンスをする大きな利点は、短時間でも毎日続けられることです。体調が悪い時や、疲れている時は、無理せず休みましょう。
ダンスは、何よりも楽しむことが一番大切です。
最後に

初めてジムのダンスクラスに参加した時のことです。
初心者向けとはいえ、インストラクターの簡単な動きについていけず、ただ必死に真似をするのが精一杯でした。
あまりの不出来さに嫌気が差し、途中から適当に体を動かす始末。
機能訓練指導員という仕事柄、年齢の割には体の動きには自信があったのですが、それが逆にプライドで邪魔したのかもしれません。
「音楽を楽しむ」余裕など全くなく、ただただインストラクターの動きを追うことに必死で、苦痛でしかありませんでした。
結局、その体験クラスだけで、その後ダンスクラスに参加することはありませんでした。
しかし、ズンバに出会い、「音楽に合わせて体を動かすだけで良い」と聞いて、思い切って参加してみたところ、これが予想以上に楽しかったのです。
今思えば、周りの参加者がインストラクターの動きについていけなくても、楽しそうに体を動かしていたのが良かったのかもしれません。
もし、周りが全員完璧に踊っていたら、私は辛かったと思います。
この経験から、インストラクターの動きに完璧についていけなくても、音楽に合わせて体を動かすことを楽しむ気持ちが大切だと学びました。
自宅でのダンスは、こういった心構えを身につけるのに最適です。
特に、普段あまり運動をしない高齢者の方などは、いきなりジムに行くよりも、自宅で軽いダンスから始めるのが賢明です。
ダンス初心者歓迎と謳うスタジオでも、ダンスを楽しむには最低限の体力が必要です。
自宅でダンスを始め、体力と柔軟性を養ってからスタジオレッスンに挑戦すれば、よりスムーズに、そして楽しくダンスを続けられるでしょう。

無理なくダンスを楽しむ習慣は、きっとあなたの将来にとってかけがえのない財産になるでしょう。
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