【衝撃】AIとVRで誰でもアイドルデビュー！自宅で始めるVRアイドル活動

VRの世界にどっぷり浸かっていると、現実世界と同じような体験を求めるようになってしまいます。

今日はふと、「VRアイドルっているのかな？」と考えてしまいました。

私が考えるVRアイドルとは、メタバース空間で活躍する人気のアバターです。

コンサートで歌を歌い、多くのファンを魅了します。

コンサート会場はメタバース空間内にあるため、ファンはアバターの姿でしか会うことができません。

このようなVRアイドルは、すでに存在しているのでしょうか？

VRアイドルとは？

実際にVRアイドルについて調べてみました。

えのぐ

「VRアイドル」で検索すると「えのぐ」が最初に表示されました。

えのぐ公式サイト

「えのぐ」は、VRアイドル・バーチャルアイドルを誰でも知っている当たり前の存在にすること、その上で、世界一のVRアイドルになることに人生をかけて挑戦している、3人組VRアイドルグループです。

enogu-official.com

えのぐの公式サイトによると、「えのぐ」は日本のバーチャルアイドルグループで、バーチャル空間を拠点にライブや音楽活動を行うことを目的として結成されたとのことです。

VRアイドルという新たなジャンルを確立したと説明されています。

しかし、公式サイトの情報を見てみると、メンバーは2Dのアニメキャラクターで構成されており、3Dのアバターでの活動は確認できませんでした。

どうやら、活動の場のプラットフォームは、YouTubeのようですね。

VR SQUARE

次に、「VR SQUARE」が見つかります。

VR SQUARE さまざまなVR体験が可能な全キャリア対応のVRライブ配信プラットフォーム

VR SQUAREは、さまざまなVR体験が可能な全キャリア対応のVRライブ配信プラットフォームです。時期により、様々なジャンルのVR映像を追加予定！市販のVRゴーグルを別途、お買い求め頂くことで、立体的に視聴できますが、「スマホモード」で再...

livr.jp

VR SQUAREでは、メタクエストなどのVRゴーグルを使って、まるでライブ会場にいるかのような臨場感で、アイドルのパフォーマンスを楽しめます。

しかし、これは現実世界のアイドル(主に、AKB48)のライブをVR化したものであって、私がイメージするVRアイドルとは異なります。

VRアイドルは、完全にバーチャル空間で誕生し、その空間でしか存在しない、新しい形のアイドルだと考えています。

VTuber

次に、「VTuber」についても見てみました。

VTuberとは、Virtual YouTuberの略で、2Dや3DCGで描かれたキャラクターをアバターとして使い、インターネット上で動画投稿や生配信を行う人のことを指します。

現状、多くのVTuberはYouTubeなどのプラットフォームで活動しており、3Dモデルを使った動画制作も増えてきています。

有名なVTuberは、既に多くのファン(フォロワー)を持っていますが、メタバースでの活動とは関係がありません。

今後、VTuberたちがメタバース空間でもアバターとして活躍するようになれば、ファンとの距離が縮まり、より深いエンゲージメントが生まれることが期待されます。

VRアイドルの活動場所は？

VRアイドルが実際に活動しているメタバースのプラットフォームはどこにあるのでしょうか？

メタバースプラットフォームの一つである「cluster」では、アバターを使ったライブを楽しむことができます。

cluster(クラスター)

clusterは、日本発のメタバースプラットフォームとして、多くのユーザーに利用されています。

cluster公式サイト:

メタバースプラットフォーム cluster（クラスター）

「cluster (クラスター)」はスマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集って遊べるメタバースプラットフォームです。

cluster.mu

VRゴーグルだけでなく、スマートフォンやPCでもアクセスでき、手軽にバーチャル空間を楽しむことができる点が特徴です。

メタクエストユーザーは、次のリンクからアプリをインストールします。

Metaストア：cluster

clusterの特徴

• 多様なワールド: ユーザーが作成した様々なワールドが存在します。現実世界を模倣したものから、ファンタジーな世界、ゲーム空間まで、その種類は多岐にわたります。
• イベントの開催: ライブイベント、展示会、ゲーム大会など、様々なイベントが開催されています。参加者はアバターを通じて、他のユーザーと交流したり、共同で活動したりすることができます。
• クリエイティブな活動: 3Dモデルの作成や、ワールドの構築など、クリエイティブな活動も盛んです。自分のオリジナルの空間を作り上げ、他のユーザーと共有することも可能です。
• コミュニティ: 様々なコミュニティが存在し、共通の興味を持つユーザー同士で交流することができます。

clusterでできること

• アバターで交流: 自分の分身となるアバターを作成し、他のユーザーとコミュニケーションを取ることができます。
• 様々なイベントに参加: ライブ、ゲーム、展示会など、様々なイベントに参加して楽しむことができます。
• ワールドを探索: ユーザーが作成した様々なワールドを自由に探索することができます。
• ワールドを作成: 3Dモデル作成ツールなどを利用して、オリジナルのワールドを作成することができます。

clusterの利用シーン

• オンラインイベント: 企業説明会、展示会、コンサートなど、様々なオンラインイベントを開催することができます。
• 遠隔地での交流: 遠く離れた人同士でも、まるで同じ空間にいるかのように交流することができます。
• コミュニティ形成: 特定の趣味や興味を持つ人同士が集まり、コミュニティを形成することができます。
• 教育: バーチャル空間を活用した教育コンテンツの制作や、遠隔地での授業の実施などが可能です。

clusterのイベント表

clusterのイベント表を見ると、定期的に歌や楽器演奏のコンサートが開催されています。

クラスター・イベント表

イベント開催のワールドでは、様々なバーチャルキャラクターたちが、まるで現実のライブ会場にいるかのように歌ったり、演奏したりしている姿が目に付きます。

ここで、多くのファンを獲得し、継続的に活動しているバーチャルキャラクターは、まさにVRアイドルと言えるのではないでしょうか。

VR空間の中で、ファンと直接コミュニケーションを取りながら、音楽活動を行っている点は、従来のアイドル活動とは一線を画すと言えるでしょう。

ちなみに、VRChatのイベント表を見るのですが、あまりコンサートのような催しはないようです。

VRChatイベントカレンダー

だれでもがVRアイドルになれる

もしかしたら、私が知らないだけで、よりニッチなコミュニティや、特定のプラットフォームでは、有名なアバターが活動しているのかもしれません。

VRアイドルはブルーオーシャン？

このような結果から考えると、メタバースの様々なプラットフォームにおいて、アイドル活動はまだまだ多くの人に知られていないため、マイナーなものと言えるかもしれません。

しかし、まだ多くの人に知られていないため、メタバースの世界では、誰でもVRアイドル活動を行えるという側面もあるのかもしれません。

近い将来にWeb3.0の普及により、ブロックチェーン技術を活用した投げ銭システムが導入されれば、VRアイドルは安定した収入を得ることが可能になるかもしれません。

VRアイドルになるために必要なもの

ハード面では、PC一式とできたらVRゴーグルがあれば、誰でも手軽にバーチャル空間でアイドル活動を始められます。ソフト面では、以下のものが必要です。

• アバター: 自分でオリジナルのアバターを作成するのが理想ですが、難しい場合は専門家に依頼することも可能です。
• ボイスチェンジャー: PCアプリを使って、よりアイドルらしい声質に調整できます。
• オリジナル楽曲: AIを活用することで、作詞作曲から歌唱まで、高品質な楽曲を簡単に制作できます。
• 活動力: バーチャルのステージで、定期的にライブを開催し、ファンと交流を深めます。

本来であれば、一番難しいと思われる作詞作曲ですが、AIの進化により、専門的な知識がなくても、誰でもオリジナル楽曲を制作できるようになりました。

楽曲はAIで簡単にできる

アイドル活動で最も難しいことのひとつが、オリジナル曲の作詞作曲ではないでしょうか。

しかし、AIの進歩により、誰でも簡単にオリジナル曲を制作できるようになってきました。

Suno AI

「Suno AI」は、AIが作詞作曲した楽曲を歌唱まで含めて提供してくれる有名なサイトです。

Suno

Suno is building a future where anyone can make great music.

suno.com

使い方はとても簡単です。アカウント作成後に、ホーム画面の「Create」を選んで、「Song description」に作ってほしい音楽の概要(イメージ)を説明するだけです。

歌詞に自分のイメージを正確に持たせたいのであれば、できるだけ詳しく説明をします。

自分の妄想、いいえ、イメージを「Song description」に書き込みます。そして、「Create」します。

出来上がった楽曲

雨の日の希望
[Verse]
雨音が窓を打つ
静まる部屋の中
君の笑顔浮かぶ
心が締め付ける

[Verse 2]
一緒に歩いた道
雨の日の思い出
もう戻れないかな
涙が溢れ出す

[Chorus]
でも信じてる希望
この雨も晴れると
心もきっと笑顔
窓の外見つめて

[Verse 3]
15歳の少女は
孤独に耐えながら
未来の光信じ
今日も歩き出す

[Bridge]
雨が止まるその日
きっと君に会える
笑顔で迎えるさ
涙は消えてゆく

[Chorus]
でも信じてる希望
この雨も晴れると
心もきっと笑顔
窓の外見つめて

AIに作詞もお願いする

もっと長くて詳しい歌詞を作りたければ、ChatGTPにお願いすればいいです。

そのAIが作ってくれた歌詞を使って楽曲を作ります。

次のような楽曲を作ってくれました。作業時間がわずか10分です。

出来上がった楽曲

15歳の少女

雨音が窓ガラスを叩きつける 部屋の中は、静けさに包まれて あなたの笑顔が、昨日のように 瞼に焼き付いて離れない

傘もささずに、雨の中を 二人で歩いたあの日も もう二度と、戻らないんだね 涙が止まらないよ

好きな本を読んでいたあなたの横で 一緒に笑った、あの瞬間も 大切な思い出、宝物なのに どうしてこんなに心が痛いんだろう

傘もささずに、雨の中を 二人で歩いたあの日も もう二度と、戻らないんだね 涙が止まらないよ

窓の外、雨は降り止む気配もない 私の心と同じように でも、いつかきっと、この雨雲が晴れるように 私も、きっと、笑顔になれる

傘もささずに、雨の中を 二人で歩いたあの日も 宝物だよ、忘れないよ 新しい私に出会うために

だれでもがアイドルの時代

誰でもアイドルになれる時代が到来しました。

• ☝🏼ライブ会場は、メタバース
• ☝🏼ルックスは、自由にカスタマイズできるアバター
• ☝🏼声は、ボイスチェンジャーで調整
• ☝🏼楽曲は、AIが作詞作曲
• ☝🏼そして、SNSで活動を広める。

今はまだハード面の問題で規模は小さくなりますが、だれでもがアイドル活動を楽しめるという点で、非常に興味深い時代になったと言えるでしょう。

おわりに

VRChatやclusterのワールドを歩いていると、特にclusterでは、PCやスマホからのVR参加者が目立ちます。

確かに、PCやスマホからでもアバターで参加できるのは手軽で便利ですが、VRゴーグルを用いた没入感のあるVR体験こそが、VR空間の魅力だと感じます。

VRゴーグルを装着することで、よりリアルなアバター同士の交流が可能になり、VR空間ならではの臨場感を共有できるはずです。

しかし、手軽さからPCからの参加者が増え続け、会話もテキストベースで行われることが多く、VRゴーグルを用いた没入感のある交流が減っている現状は、VR空間の魅力を半減させているように感じます。

VRゴーグルを装着した煩わしさやVR酔いなどの課題はありますが、VR空間でしか味わえない感動を、より多くの人と共有したいという思いは変わりません。

近未来には、大勢のアバターを収容できるバーチャルコンサート会場で、VRアイドルのライブをVRゴーグルを通じて楽しむ、そんな魅力的なメタバースが広がることを期待しています。

VRアイドルには、できるだけVRゴーグルを着けて会いに行きましょう。🙏🏼

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